認定校紹介/認定校向け企画
SEA/J認定校紹介「宮崎情報ビジネス専門学校」
ITエンジニアの国家資格取得はもちろん、現場で使える確かな技術力の習得に力を入れている宮崎情報ビジネス専門学校。今回は校長の岩村聡志先生と、現場経験もありITセキュリティ分野に強い黒澤伸也先生に、学校の特徴やITセキュリティ教育に関する取り組み、SEA/J認定校となった理由などについて伺いました。
■国家資格と確かな技術力を取得できる地元に根ざした認定校
▲左が黒澤先生、右が岩村校長
岩村校長:
当校は宮崎総合学院で最初に誕生したグループ校として1986年に開校し、ITやデザイン、eスポーツなど資格取得だけでなく実践力も養える教育環境を提供してまいりました。デジタルハリウッドとの教育連携やIT・スマホアプリの開発やクラウドサービスなどを提供している株式会社デンサンとの教育提携など、ITに関する最先端の授業ができる環境を整えています。現場で活躍できる専門スキルの取得はもちろん、国家資格の取得を大前提としたカリキュラムを組んでいることが強みです。
また地域の高校や商業高校でDXに関する授業を行ったり、文部科学省の委託事業を連携する地元の学校とともに実施したりしていることもあり、専門学校の学生も宮崎県内の生徒が中心です。
■ITセキュリティを網羅的に学べるSEA/Jに魅力を感じ導入へ
▲民間IT企業経験のある黒澤先生が教鞭を振るう
黒澤先生:
当校では情報システム科のITエンジニアコースとドローン&ITコース(ともに2年制)、4年制のIT高度専門士でSEA/Jの基礎コースを教えています。当校に入学する学生はITスキルの高い方もいれば、これからという方も少なくありません。そのため1年次に基礎知識を固めて国家試験に挑戦したあと、2年次にSEA/J認定の基礎コースなどを学ぶという段階的な学習プログラムを取り入れています。
またセキュリティに対する基本的な考え方を養うため、個人情報が漏えいしたときにどのようなことが起こるのかを、授業の一番最初に学生たちに伝えています。将来就職したあとに情報漏えいを起こしてしまうとどうなるのかを実感してもらうことで、セキュリティの重要性を認識してもらうのがねらいです。
黒澤先生:
SEA/J認定校となったのは2010年頃です。当時は体系的にセキュリティを学べるものが今ほど多くはありませんでした。ベンダー系の資格は当時から授業でも取り入れていましたが、少し高度な内容も多かったので、より網羅的で教材として使える資格がないかを探していた中で出会ったのがSEA/Jでした。
SEA/Jは情報セキュリティの基礎から実務まで幅広く網羅したカリキュラムだったので、わたしたちにとってはとても魅力的でした。さらに教科書が用意されているため、質の高い授業内容を標準化して提供できることも大きかったですね。SEA/Jを導入する際には、私自身が認定講師育成講座を受講。認定条件を満たし、導入に至りました。
■SEA/Jで即戦力となるIT人材育成を宮崎でさらに加速
黒澤先生:
当校では今後も、地域に必要なIT人材の育成に力を入れ、SEA/Jのカリキュラムを活用しながら、学生が現場で即戦力となれる教育を目指しています。SEA/Jには今後も実務に即した最新教材の提供や、講師育成プログラムの再開を期待しています。導入して10年以上が経ち、属人化してしまっている部分もあるので、新たな講師育成に力を入れることで、より多くの学生が安心してITについて学べる環境を提供したいと考えています。
セキュリティはもちろん、ITエンジニアに必要な基礎的知識から実践力まで身につけることができる宮崎情報ビジネス専門学校。ITのことはよくわからないけれどエンジニアを目指したいという方はもちろん、応用力を身に着けたい方にもおすすめです。宮崎県で最先端の技術や知識を学んでみませんか。